2016年08月15日

電池なしで稼働しインプラント可能な無線センサ ニューラルダスト

カリフォルニア大学バークレー校の研究者が、0.8mm×3mm×1mmという超小型の無線センサ「ニューラルダスト」を開発しました。
同じくバークレー校のKristofer Pister教授が1997年に提唱した「スマートダスト」はコンセプトどまりでしたが、ニューラルダストは普及するでしょうか。

neuraldust.png
ニューラルダストという名前のとおり、インプラント可能で、神経細胞の電気信号を読み取る用途を想定しています。
このようなインプラント型センサは電源供給と通信をどのように実現するかが鍵となりますが、この研究では、超音波によってエネルギーの供給を行い、その反射波に変調をかけることでセンサからのデータ送信を行います。パッシブRFIDと同様のバックスキャッター方式です。

neuraldust2.png

今の大きさでも、降圧や食欲抑制には使えますが、脳内に埋め込むためには、50ミクロン立方にまで小型化が必要だとのこと。

日本語の記事もありますので、ご参照ください(訳は正確ではありませんが)。
原論文も読むことができます。


参考情報:
Neuron, Volume 91, Issue 3, p529–539, 3 August 2016

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posted by 竹内敬治 at 17:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | エネルギー・ハーベスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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