2013年08月25日

壁紙にアンテナや無線回路を印刷

プリンストン大学の研究者が、フレキシブルなプラスティックシートにアンテナや無線回路を印刷する技術を開発しています。

princeton.jpg 
 
温度センサや人感センサと組み合わせ、壁紙として貼って、スマートビルディングのエネルギーマネジメントに利用するために開発を始めました。
 
橋梁や道路の構造ヘルスモニタリング用途への応用もにらんでいます。

太陽電池で給電するとのことですが、これだけの大きさがあれば、無線ハーベスティングも使えそうです。


プラスティックに印刷できる回路を作るところに、いろいろな工夫があります。プラスティックが溶けない温度で回路が作れるように、アモルファスのシリコンを使い、大面積を利用してインダクタを大きく作るなどです。

これから、センサを組み込もうとしています。



たとえば、1m間隔で、温度・湿度センサと太陽電池と電子ペーパーの小さなモジュールを埋め込んだ壁紙は作れるでしょうか。
明るい時には10分おきに温湿度表示を更新したり、前日の最高気温・最低気温を表示する機能があれば、室内の温度管理(高齢者の熱中症やヒートショックの防止など)に役立つでしょうか。
リフォームのときにその壁紙に張り替えることで、中古住宅でも手軽に導入できます。

無線でデータを送信するようにして、スマホで自動的にうけられるようにしてもいいのですが、なるべくシンプルな仕組みで使えるような商品を作り、あとはユーザがいろいろ使い方を工夫できるようになればとおもいます。


関連情報:
The walls have ears: Princeton researchers develop walls that can listen, and talk
(201年8月22日、News at Princeton)

参考記事:
橋梁モニタリングシステムのコストを100分の1に:自立型無線センサーノードSENSPOT [2011/07/31 20:00]
紙に印刷したアンテナで電波エネルギーを収穫して小型電子機器を動かす:ジョージア工科大学と東京大学の共同研究 [2011/07/10 23:18]
アンテナで光を吸収・放出するナノアンテナは、太陽電池、照明、冷房、暖房の代替となるか [2010/01/24 22:49]

posted by 竹内敬治 at 18:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | エネルギー・ハーベスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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