2013年01月27日

単三乾電池で動く機器をスマートフォンから遠隔制御できるようにするTethercell

CES2013で展示された製品です。

Tethercellは、単三乾電池の形をしていますが、中には単四乾電池とBluetooth Smart(Bluetooth Low Energy)の無線モジュールが入っています。
これを単三乾電池と入れかえると、iPhone5などのスマートフォンから、遠隔でOn/Offの制御ができるようになります。
乾電池の電圧が下がってきたことも、スマートフォンで検知できます。
 
Tethercell beside Phone with app.JPG 
 
iPhoneやiPadを始めとして、主なスマートフォンやタブレット端末、そしてWindows8機器は、Bluetooh Smart Ready(Bluetooth Low Energy機器との通信が可能)になっていますので、これらの機器を持っていれば、親機を別途用意する必要がありません。
これが、無線規格Bluetooth Low Energyを使うメリットです。
 
Bluetooth Low Energyの無線自体の消費電力は小さいのですが、単三の乾電池を単四の乾電池と入れ替えるわけですから、電池切れが早くなるというデメリットがあります。
 
想定される用途としては、子供のおもちゃに入れた乾電池と入れ替えることで、夜は遊べなくする、、、などです。

普通の乾電池と入れ替える知恵がついた子供には通用しませんが。。。


単三乾電池で動く機器は非常にたくさんありますので、それらすべてが遠隔制御できるようになれば、何かもっと役に立ちそうな用途も見つかるでしょう。

Tethercellは、クラウドファンディングのサイトIndiegogoで出資者募集中です。


ブラザー工業の「振動発電池」をはじめとして、既存の電池と互換性のある製品は、うまく作れば大きな市場があると思われます。


参考情報:
Tethercell magically turns AA batteries into Bluetooth devices
Traditional batteries may never be the same again since Tetherboard displayed its working Tethercell prototype at CES 2013. It embeds Bluetooth into a traditional AA battery form.
(2013年1月8日、CNET)
Tethercell: Control Battery-Operated Devices from Your Smartphone or Tablet
Tethercell is a revolutionary battery controller that enables you to connect to and control AA-battery-operated devices from your iOS or Android device.

(Indiegogo ウェブサイト)

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posted by 竹内敬治 at 20:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | エネルギー・ハーベスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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