2013年01月20日

NASAがコンテスト開始:国際宇宙ステーションの太陽電池の発電量を最大にする太陽電池姿勢制御プログラム

2013年1月16日、NASAは、国際宇宙ステーションの太陽電池の発電量を最大にする太陽電池姿勢制御プログラムのコンテスト
オープン・イノベーション・チャレンジを開始しました。
 
 
 


NASAが、プログラミングの大会TopCoderと共同で設立したNASA トーナメントラボでの募集です。
賞金の総額は3万ドルで、プラス、Tシャツや宇宙に行ってきたステッカーが賞品になります。
2月6日に締め切りのマラソン・マッチです。
1月23日、1月30日に中間評価で、その時点での上位4名にも賞金が出ます。

国際宇宙ステーション(ISS)の太陽電池は、たくさんあって、ISSの角度によっては影になって発電量が低下してしまうときがあります。もっとも条件が悪い92分間、発電量が最大になるように、10か所のジョイントの角度と速度を決定するという問題です。最大速度や、各アレイの最小発電量などの制約があります。

TopCoderは、個人がエントリしますので、クラウドソーシングの一種といえます。
実際にISSの太陽電池の最適姿勢制御をするプログラムが、3万ドル、3週間で得られたら、クラウドソーシングの力を示すものになるでしょう。



コンテスト方式は、他のエネルギーハーベスティング分野にも応用できそうです。
例えば、振動発電を利用したいユーザ企業が、実環境振動のデータ、発電デバイスの大きさや重さの制約条件を示し、振動発電機メーカは、自社のデバイスを必要に応じてチューニングしてエントリーします。
加振機で振動を再現して各デバイスの発電量を計測し、発電量が最大になったメーカが勝者となります。

その後、取引が成立するかどうかは、デバイスのコストなど他の条件も影響しますが、振動発電を利用したいユーザ企業にとっては、一般的なデータシートよりも参考になるでしょう。
 
参考情報:
NASA International Space Station
Longeron Marathon Challenge

NASA Tournament Lab
 
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posted by 竹内敬治 at 20:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | エネルギー・ハーベスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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