2012年1月30日、英国のNanotechnology Knowledge Transfer Network(NanoKTN)は、英国がナノテクを応用した次世代熱電発電に投資するべきだというポジションペーパーをまとめ、公表しました。
1.熱電材料及びシステムに関する、英国のロードマップを作るべき。
2.英国政府は、既存ニーズを満たす熱電発電デバイス及びシステムの研究プログラムを開始するべき。
3.大学、研究グループ、産業界のエンドユーザの協同を促進するネットワーク(Thermoelectricity Special Interest Group)を作るべき
4.熱電システム及びアプリケーションの開発を促進するために、熱電発電及び固体冷却技術を、研究開発の公募("Grand Challenge"、SBRI、”Catapalt”など)に含めるべき
英国にあるナノテクシーズとしては、ブリストル大学の、ダイヤモンド熱電子発電(Thermionic Diamond Converter)などが挙げられています。
この技術は太陽熱発電に使うことを想定しており、既存の太陽電池より高効率で低コストのデバイスおよびシステム開発を目指しています。
(天気のよくない英国でも使えるなら、他の地域でも使えそうです。)
英国は、エネルギー・ハーベスティングへの取り組みが熱心な国のひとつです。
EU自体でも、多くの熱電発電関係研究開発プログラムが動いていますが、その中で、さらに上を目指すという、EU内で協調しつつも競争して盛り上がっていくのは、今話題のコシノ3姉妹のようです。
参考情報:
NanoKTN Publishes Position Paper on Thermoelectrics
(2012年2月2日、NanoKTN)
“Why the UK should invest in Thermoelectrics and the Role of Nanotechnology – a Position Paper”
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