2011年10月02日

熱音響エンジンで調理、発電、クーラーボックスの1台3役をこなす発展途上国向けのScore Stove

英国のノッティンゲン大学やロンドン大学などが進めるScoreプロジェクトでは、熱音響エンジンで、調理、発電、冷却の1台3役をこなすScore Stoveを開発し、発展途上国向けに普及を進めています。
 
no alt set
 
図の左部分で燃料を燃やして、熱音響エンジンで音に変えます。
(熱は、調理にも使用します)

音のエネルギーの一部は、中央の「スピーカー」で電力に変換します。
携帯電話の充電などに使います。

音のエネルギーの残りは、右部分の熱音響エンジンで、温度差に変換します。
クーラーボックスで食糧等を冷やすことができます。
 
SCOREプロジェクト(Stove for Cooking , Refrigeration and Electoricity)では、
2009年に、プロトタイプを作成し、英国やネパールなどで試験を行いました。

 

コストターゲットは、1台20ユーロです。
発展途上国での利用を想定しており、燃料は、木などのバイオマスを利用可能です。
 
2011年8月には、マレーシアにScore Centerをオープンして、試験を始めています。
 
電力網へのアクセスができない発展途上国の人たちの生活向上に役に立つことでしょう。


参考情報:
Score Research Home
 
Acoustic cooking with SCORE stove
(2009年7月21日、Computer Schotland)

Thermoacoustic engines for the Developing World
(ロンドン大学)

News: Score Centre in Malaysia
(2011年8月15日、SCORE research)


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posted by 竹内敬治 at 17:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | エネルギー・ハーベスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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