2011年01月10日

自立型ナノデバイスのための、ナノワイヤをベースにしたバイオ燃料電池

体内に埋め込んだ機器のエネルギー源として、体内に普遍的に存在するブドウ糖(グルコース)を燃料としたバイオ燃料電池の開発が進められています。

今回紹介する研究は、精華大学とジョージア工科大学の共同研究です。
Design of a single nanowire-based biofuel cell
 

ナノワイヤ上に、GOx グルコースオキシダーゼ(グルコース分解酵素)と、ラッカーゼ(フェノール酸化酵素))を付着させて、電極にします。

この、ナノワイヤベースのバイオ燃料電池(NBFC)は、非常に小さいですが、人間の血液で0.5μW発電します。同じくナノワイヤベースのpHセンサーやグルコースセンサーを作動させるには十分な発電量です。

研究チームは、今後、生化学、環境モニタリング、軍事技術、家電製品に使える自立型ナノシステムの開発を目指すとのことです。
 

中国の研究者の研究レベルも上がってきています。

参考情報:
A nanoscale biofuel cell for self-powered nanotechnology devices
(2011年1月3日、Nanowerk)

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posted by 竹内敬治 at 18:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | エネルギー・ハーベスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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