2010年03月07日

波力と太陽光をエネルギー源に、長期間海を航行する無人のセンサー搭載船Wave Glider

海でのセンサー観測は、地球温暖化など環境問題に対処するためには重要です。
燃料補給をすることなく、無人で長期間航行できるLiquid Robotics社のWave Gliderは、有力なソリューションとなるでしょう。

Wave Glider

推進には波力を利用し、センサーと衛星無線の電源には太陽電池を利用します。
波力の利用の仕方はユニークです。

波力というと、発電に使うというのが普通の発想ですが、このWave Gliderは、波のエネルギーを直接推進力に利用します。
Gliderと名乗っている理由は、次の図をみると分かります。
glider.jpg
Gliderになっているのは、海中に沈んだ部分です。波で浮きの部分が上下し、海中のFINを動かして前に進みます。
数インチの波でも前に進むことができます。ハワイで行われた9日間の試験では、最高時速7.2kmだったとのことです。

環境中のエネルギーを、電力以外のエネルギー形態に変換して利用する方法は、他にどんな可能性があるでしょうか。

参考情報:
Liquid Robotics社ウェブサイト
Wave-Powered Monitor Is Moving Beyond Listening to Whales
(2009年2月23日、The New York Times)

関連記事:
海からエネルギーを収穫  波力・潮力・温度差発電のいろいろ(1)
燃料を収穫して自力走行するロボットEATR



posted by 竹内敬治 at 19:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | エネルギー・ハーベスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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