2010年01月31日

PZTのナノリボンをシリコンラバーに埋め込んだ発電ゴム

プリンストン大学のYi Qiらが、圧電素子をシリコンのゴムにプリントした柔らかい発電デバイスを開発しました。
power-generating-rubber

圧電素子PZTは、力学エネルギーの80%を電気エネルギーに変換します。
シリコンで覆われているので、人体に埋め込むこともできます。
人間の呼吸などの動作で発電して、心臓ペースメーカの電源に使用することなどが想定されています。

以前紹介したシンバル型発電機と同様、発電デバイスそのものが変形して発電します。いわゆる振動発電機(外から見ると剛体で、中の錘を振動させて発電するもの)に比べると、ポテンシャルが大きい技術です。環境埋め込み型の発電デバイスは、やはりこの形態が本命でしょう。

参考情報:
Energy-harvesting rubber sheets could power pacemakers, mobile phones
(2010年1月28日、Prinston University)
Piezoelectric Ribbons Printed onto Rubber for Flexible Energy Conversion
(2010年1月26日、American Chemical Society)

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posted by 竹内敬治 at 21:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | エネルギー・ハーベスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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