2009年10月12日

「乾電池型」エネルギーハーベスティングデバイスの実用性

エネルギー・ハーベスティング・デバイスは、もしも電池程度のコストで作れれば、潜在市場は数兆円にもなります。取り替えに要する人件費まで考えると、電池より高くても、電池を代替していく可能性はあります。

この、電池代替市場を目指して開発されているエネルギー・ハーベスティング製品があります。

形を見れば一目瞭然、乾電池を抜いて差し替えるだけで使えるはずです。
もし発電量が十分であれば。


SunCat Solar Batteries (Images courtesy Knut Karlsen)

上の写真は、M2E Powerが開発中の、振動発電機です。

中・下の写真は、フレキシブル太陽電池を巻きつけた充電式乾電池です。

もしも実用化できれば、すぐにも使えそうです。

しかし、発電可能量を計算すると、実用性に乏しいことはすぐわかります。

振動発電機の場合は、オフロードを高速で飛ばすSUVの中とか、道路工事の掘削機の中とか、相当振動するものの中に置かないと、発電量は微々たるものです。

太陽電池のほうは、日に長時間干しておかないと充電ができないし、その間に加熱してしまうと放電が進むので、このデバイスを使う意味のある環境を考えるのは難しいです。

これらはアイデア倒れに近いものですが、目の付けどころは面白いです。

参考情報:
SunCat Solar Batteries
(Oh Gizmo! 2009年2月18日)
New owner for motion power tech
(CNet、2009年7月24日)

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posted by 竹内敬治 at 18:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | エネルギー・ハーベスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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