2009年09月06日

拡張現実(AR)コンタクトレンズに電波ハーベスティングで給電

拡張現実(AR:Artificial Reality)とは、現実環境の情報に電子情報を合成して提示する技術です。
米国シアトルにあるワシントン大学では、コンタクトレンズ上にLEDで拡張現実(AR)のディスプレイを作って情報を表示させる研究をしています。

コンタクトレンズの中に入るような小さいバッテリーはないので、このコンタクトレンズの電源供給には、電波エネルギーのハーベスティング(RFハーベスティング)や太陽電池が使われます。
eye.JPG



電波で給電して4×4のLEDを点灯させるプロトタイプを製作し、生きているウサギの眼に20分間入れて問題が生じなかったとのこと。

実用化を目指して、安全性を確保する技術や、ディスプレイ上の像を見せる技術など含めて総合的に研究しています。

世界で1億人以上が使用しているコンタクトレンズは、センサーと無線回路を入れれば、血糖値やコレステロールの監視にも使うことができます。

参考情報:
Augmented Reality in a Contact Lens

A new generation of contact lenses built with very small circuits and LEDs promises bionic eyesight
(2009年9月、IEEE spectrum)

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posted by 竹内敬治 at 04:24 | Comment(0) | TrackBack(1) | エネルギー・ハーベスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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拡張現実について妄想してみる
Excerpt: 拡張現実(AR)の技術がすごいことになっている。私が言うまでもないことだけれど、ちょっと前から話題のセカイカメラとか、こんなAR技術とか、関連の動画や記事などを一人もっそりと見ていると、わくわくして誰..
Weblog: rhinoball blog
Tracked: 2009-09-06 21:52