2009年06月14日

ノキア、環境中の電波エネルギーを収穫して自動的に充電する携帯電話を開発中

ノキア(Nokia Research Centre)は、環境中の電波エネルギーを収穫(ハーベスト)して、自動的に充電する携帯電話を開発しています。
 


ノキアリサーチセンター(英国ケンブリッジ)のMarkku Rouvalaのグループは、環境中にある無線LAN、携帯電話、TVなどの電波(500MHz〜10GHzの周波数帯の電波)を電力として回生する携帯電話のプロトタイプを開発しています。

目標は、50ミリワットの回生で、現在のプロトタイプでは、3〜5ミリワットの回生に成功しているそうです。
 
電波エネルギーを電力として回生して利用する技術は、古くか鉱石ラジオ、最近ではRFIDで利用されています。

インテルも、電波エネルギーの回生を研究していますが、1MWのTV塔から4.1kmの地点で回生できたのは60マイクロワットでした。

ノキアの目標は、この1000倍です。レクテナ(整流器付アンテナ)の効率を高めるのか、アンテナを大きくするのか、ビームフォーミングで電波を強くするのか、どういう方法で実現するのでしょう。

参考情報:
Wireless Power Harvesting for Cell Phones
Nokia hopes to create a device that could harvest enough power to keep a cell phone topped up.
(2009.6.9, Technology Review)

関連記事:
インテルのエネルギー・ハーベスティング技術:TV塔の電波エネルギーをを4km離れて収穫 [2009/01/28 18:31]
インテルがエネルギー・ハーベスティング・デバイスを開発 [2008/12/06 21:35]
環境発電の国際イベント Energy Harvesting & Storage Europe 2009の内容報告 [2009/06/07 20:24]
環境発電の国際イベント Energy Harvesting & Storage Europe 2009 (2009年6月3〜4日) [2009/05/17 20:21]


posted by 竹内敬治 at 18:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | エネルギー・ハーベスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
ニックネーム(個人が特定できる情報は書き込まないでください):

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。 

この記事へのトラックバック