2009年02月11日

UQコミュニケーションズのモバイルWiMAXとウィルコムの次世代PHS

UQが2009年2月26日からモバイルWiMAXの試験サービスを開始します。
一方、ウィルコムは、2009年4月下旬から試験サービスを開始します。
 

モバイルブロードバンド市場が徐々に盛り上がってきましたが、金融危機の影響も見え隠れしています。
 

UQコミュニケーションズは、2009年2月26日から、東京23区、横浜市、川崎市で試験サービスを開始します。

世界基準のフューチャー・ブロードバンド通信サービス 「UQ WiMAX」のサービス提供開始と無料モニター募集について (2009/2/3, UQ Communications)


サービスエリアはこちら

試験サービス開始に伴い、2月15日まで、5000人のモニターを募集中です。6月末までのモニター期間中、データ通信カードの無償貸与します。

申込はこちら

7月以降の本サービスでは、税込月額4,480円の定額料金となります。組み込みモジュール用には、別の料金プランも出てくるでしょう。


UQ WiMAX、その可能性と課題 (2009/2/9, ITMedia)

ソフトバンクは、UQのWiMAXサービスをMVNOとして利用することも検討しています。

ソフトバンクモバイル、モバイルWiMAXサービスを検討――UQのMVNOで (2009/2/5, ITMedia)
 
 


一方のウィルコムは、4月下旬に山手線内側の一部エリアで次世代PHS(略称XGP)の試験サービスを開始します。

次世代PHSの開設計画に基づく事業の進捗状況について
(2009/1/30, Willcom)


料金改定とおサイフケータイで「定額・低額・あんしん」をさらに推進──ウィルコム 喜久川社長
(2009/1/23, ITMedia)

ところでウィルコムは、NTTドコモの3GネットワークをMVNOとして利用することを検討しています。ドコモに限らず、「会社を限定しない」との喜久川社長の発言もありました。


MVNO制度は、携帯キャリア同士の貸し借りは想定していないものでした。しかし、ソフトバンクとウィルコムは、MVNOとなることを検討しているとのこと。

この2社の共通点は何でしょうか。


 
 
ウィルコムの筆頭株主は、投資ファンドのカーライルグループです。60%の株を所有しています。

このカーライルグループが、2008年夏に、ウィルコムの株式の売却をNTTドコモに打診したとのことです。


[ウィルコム]MVNOの裏に売却話,次世代PHSに不安
(2009/1/30, NikkeiBP)



金融危機で投資ファンドはどこも苦しい状況です。多くのファンドがこれからも破綻すると予想されています。

カーライルが、リーマンブラザーズ破綻の前の段階で、既に売却を打診していたということですので、現在では「売るか売らないか」ではなく、「いつ売るか」「誰が買うか」という段階に来ているかも知れません。


また、ソフトバンクについては、破綻の危機も伝えられているところです。


増益ソフトバンク正念場 携帯が握る“危機”脱出
(2009/2/6 Fuji Sankei Business i)
 


両社とも、設備投資は容易ではない状況ですので、MVNOという選択肢を考えざるを得ないのでしょう。


これからも続く金融危機が、業界再編の引き金になりそうです。
   

関連記事:
 

Clearwireがポートランド市でモバイルwiMAXサービスを開始 [2009/01/09 17:13]
SprintとClearwireのWiMAX事業統合続報:ClearwireがLTEをサポートする?! [2008/12/05 17:31]
 



posted by 竹内敬治 at 22:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | WiMAX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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