2008年11月03日

フランスの地域WiMAXに深刻な遅れ

フランスの地域WiMAX免許には、ルーラル地域での基地局設置義務が課されていますが、実際の設置状況は計画よりもかなり遅れています。
 

フランスの3.5GHz帯WiMAX免許は、2006年にオークションで44地域別に割り当てられました。この地域免許は再販が可能なため、オーナーが結構変わっています。 

さて、問題は、この地域免許に、2008年6月末までに一定数の基地局を設置しなければならないという条件がついていることです。
 
免許条件では、6月末までに3564か所でWiMAXサービスが行われているはずでしたが、実際には526か所、15%しか達成していません。 
 
フランスはまだ3.5GHz帯のモバイル利用を認めていませんので、ルーラル地域でのADSL代替のような使い方が主となります。この点も、企業が積極的にネットワークを展開しない理由のひとつです。
 
地域WiMAXによるデジタル・ディバイド解消というコンセプトは、日本も同じです。フランスの地域WiMAXが軌道にのるかどうかは、日本の構想が実現するかどうかの試金石でもあります。
 
"WiMAX deployments in France hit serious delays: a lesson for WiMAX operators in developed countries?"(MuniWireless,2008年10月29日)
  
 
関連記事:

Google、フランスのWiMAXに投資の噂(2008年7月3日)
  




posted by 竹内敬治 at 12:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | WiMAX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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