2008年08月02日

ヘルシンキにて


帰路ヘルシンキ−ヴァンター空港に来ています。
 

ヴァンターでは、かつて地元の電力会社Vantaa Energyが先進的なワイヤレス・ブロードバンド・サービスを行っていましたが、DSLとの競争に敗れて撤退しました。
 
それはともかく、今回は日が沈まない話です。
 
 


トゥルクは(ヘルシンキも)北緯約60度に位置するため、夏は日が長いです。おまけに、サマータイム制を導入しています。

そのため、夜11時を過ぎてもまだ明るいです。


日没の時刻はもちろん遅いのですが、日没後も、なかなか暗くなりません。

なぜでしょうか。




(考えてみてください)


 
トゥルクは北緯60度ですので、春分や秋分の日には、太陽は水平線から30度下向きの方向に、斜めに沈んでいきます。
 


では、夏至の日はどうでしょうか。地軸は23.4度傾いていますので、太陽は真夜中には水平線から6.6度下まで下がり、また昇ってきます。
 
そこで、夏至の日の日没の方向は、暗算で概算してみると、水平線から12度ぐらい下向きになります。
 
 

 
今の季節(8月初め)では、太陽の沈む方向は、水平線から20度ぐらい下向きでしょうか。
 
 

つまり、この季節、太陽は、下に沈むのではなく、北方向に向かってすべるように、水平線から20度の角度で徐々に低くなっていきます。

 
そのために、トゥルクでは、日没後も、なかなか暗くならないのでした。
 




posted by 竹内敬治 at 19:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
トゥルクの太陽は、下に沈むのではなく、北方向に向かってすべるように、水平線から20度の角度で徐々に沈み、なかなか夜になららいとう話は面白かったです。フィンランドというとノキア、ムーミン、シベリウスくらいしか、一般には知られていないので、ITにからんだ同国民の生活状況(WEBの利用状況やWEB通販など)もお話していただけると嬉しいですで。


 

Posted by Oggie at 2008年08月07日 15:27
コメントありがとうございます。
 
「トゥルクにて(2)」
http://wirelessbroadband.seesaa.net/article/104021459.html

にも関連するのですが、ノキア設立者のフレドリク・イデスタム、ムーミン作者のトーベ・ヤンソン、作曲家のシベリウスは、全員スウェーデン系フィンランド人です。
 
WEB通販に関しては、面白い研究があります。
ヘルシンキの車の走行の12%はパンを買うためのもので、WEB通販とデリバリを組み合わせることで、「パンを買う行為」によるCO2排出量の18%〜87%が削減できます。パンのWEB通販を導入するだけで、フィンランド全体のCO2排出量を最大1%削減できるとのことです。
Posted by 竹内敬治 at 2008年08月07日 15:56
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