2008年08月02日

トゥルクにて(2)

フィンランドの公用語はフィンランド語とスウェーデン語です。
 
道路標識や商品名なども含めて、ほとんどのものが、フィンランド語とスウェーデン語の二重表記になっています(英語表記はありません)。

たとえば、Turku(トゥルク)はフィンランド語で、スウェーデン語ではÅbo(オーボ)です。
 
それから、Finlandはフィンランド語ではありません。
 
CIMG4624.JPG 
 
 
 
スウェーデン語です。フィンランド語では、Suomiといいます。
 
二重表記されているいろいろな言葉を見比べてみましたが、ほとんど共通点がありません。基本語や語順ばかりでなく、固有名詞さえ全然違います。
 
スウェーデン語は、ドイツ語に似ています。一方、フィンランド語は、ロシア語に似ているそうです。
  
 
さて、今回の国際会議の会場は、「トゥルク大学」でした。
いわゆる「トゥルク大学」の中には、Turun Yliopisto(フィンランド語でトゥルク大学)と、Åbo Akademi(オーボ・アカデミー。つまり、スウェーデン語でトゥルク大学)という2つの大学があります(正確にはもうひとつある)。
 
これらの大学は、キャンパスを共有しており、それぞれの大学の建物は、
Tの何番、Åの何番、というように、別々に番号がふられています。Turun Yliopistoでは、授業はすべてフィンランド語で行われ、Åbo Akademiでは、授業はすべてスウェーデン語で行われるそうです。
 
Turku(Åbo)は、スウェーデンがフィンランドを支配していたときの首都です。現在、スウェーデン系フィンランド人は、フィンランド人口の1割に満たないのですが、支配的階層はスウェーデン系が多いとのことです。異質なものがどうやってバランスをとっているのか不思議な感じがします。
 

追記(2008.8.8):
 
フィンランド語とロシア語は、全然似てないそうです。
「似てる」と聞いたのは、Åbo Akademiの学生(スウェーデン系フィンランド人)からです。
フィンランド系フィンランド人に聞いたほうがよかったか。。。
 




タグ:トゥルク
posted by 竹内敬治 at 00:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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