2008年07月25日

環境センサー・ネットワークの電源にも使える「雨粒発電」

エネルギー・ハーベスティング技術をご存知でしょうか。

光、熱、振動、電波など周りの環境から、エネルギーを「収穫」(ハーベスト)して電力に変える技術です。

エナジー・ハーベスティング、エナジー・スカベンジング、パワー・ハーベスティング(Energy Harvesting, Energy Scavenging, Power Harvesting)なども同じ意味です。
 
このブログの他のカテゴリとは異質なテーマですが、ユビキタス・ネットの実現には必須の技術なので、「ユビキタスつながり」ということで紹介します。
 
今回は「雨粒発電」です。
 
 
エネルギー・ハーベスティング技術をご存知ない方は、こちらをご覧ください。

ユビキタスネット向けエネルギー源研究の最前線(1)
ユビキタスネット向けエネルギー源研究の最前線(2)
ユビキタスネット向けエネルギー源研究の最前線(3)

 
「日本発グローバル発信型ユビキタスネット向エネルギー変換デバイス調査」を実施しているときに、雨粒のエネルギーから発電する技術を探していたのですが、調査終了直後に見つけました。
 
フランスはグルノーブルにあるAtomic Energy Commissionが、研究成果をSmart Materials and Structures誌の2008年2月号に発表しました。

"Harvesting raindrop energy: theory"
"Harvesting raindrop energy: experimental study"

仕組みは単純で、圧電材料に雨粒がぶつかるエネルギーで発電します。

大きな雨粒であれば一粒で1.25mW発電できるとこの記事にあります。単位が変ですが、ワイヤレス・センサーネットの電源に使えるレベルの発電量です。
 
降水量や雨の中の有害物質濃度を測定する環境センサー・ネットワークなどへの応用が考えられています。
 






posted by 竹内敬治 at 16:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | エネルギー・ハーベスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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